エビス日記

戎工務店の日々の出来事などを少しでも家づくりのヒントになればと、徒然なるままに書き綴ります。

断熱をするということ①


今回は熱伝導のお話です。








図は人の体温が椅子より高い為、冷たい椅子に熱が移動するという説明です。




熱の伝導は接している『物』のよって伝わるスピードが変わり、




空気>木>水>コンクリート>鉄 の順番で空気が一番熱を伝えにくいです。




木はなぜコンクリートより熱が伝わりにくいのかというと理由は空気をふくんでいるから。熱い鍋を持つときに濡れフキンではなく乾いたフキンを使うのは乾いたフキンの方が空気を含んでいるからです。




写真は針葉樹です。




木は無数の穴から水分を供給しており、伐採されると空洞になって空気が入ります。空気は熱を伝えずらいので木も熱を伝えずらい物質となります。




全ての木が同様なわけではなく、合板などはこの細胞部分が少なかったり、塞がれてしまったりするので無垢材と比べて冷たく感じますし、固く感じます。また同じ温度の無垢材でも針葉樹の方が広葉樹よりも熱が伝わりにくいです。








断熱材、グラスウールはガラス繊維を使った断熱材で細かい繊維で空気層を幾層に作る為に断熱効果がでます。高性能グラスウールとグラスウールの違いは繊維層の細かさで、これによって性能が高いということです。




セルロースファイバーも同様で木質繊維のもつ空気層で断熱効果を得ています。
発砲プラスチック系の断熱材はガスを閉じ込めた気泡を作るので他の断熱材と比べ熱を伝えずらいものになっています。




断熱をするための『熱伝導・対流・輻射』の3つの重要ポイントうちの熱伝導についてのお話しでした。次は熱の対流についてお話します。








弊社、建築中見学会にて実際にご覧頂きながら施工ポイントをご説明させていただきます。是非、お気軽にお越しくださいませ。