エビス日記

戎工務店の日々の出来事などを少しでも家づくりのヒントになればと、徒然なるままに書き綴ります。

次世代省エネ建材支援事業活用にて断熱リフォーム施工中①





現在神戸市内にて『街なかの断熱リフォーム(断熱リノベーション)』プロジェクトが進行中です。








住まい手は震災後に中古でハウスメーカー(Pホーム)の住宅を購入され、長い間お住まいでした。




この度子供たちも巣立ち、ご主人も会社を卒業される時期が近づきある中、
“夏暑く冬寒い”暮らしを改善したい』と弊社HPよりお問合せ、 ご相談をいただきました。




当初は長期優良リフォームにて検討ご希望でしたが、詳細図面が無い=評価基準型のみ対応可能ということで、顧客支援担当と設計が改めて補助金について調査。




その結果、“次世代省エネ建材支援事業” に切り替えて170万円ほどの補助金交付決定を得ての工事となりました。








ビルダーさんが詳細図面出してくれない




ビルダーがハウスメーカーさんや建売りの場合に、詳細図面が無い詳細図面を出してくれないという障壁があり、苦労するポイントです。




私も気づいていませんでしたが、工事完了後に竣工図をくれるビルダーかどうかは、改修工事のし易さに関わってきますので、ビルダー選びの重要なポイントだと再確認しました。




ただ綿密に調査したところ、こちらの建物は築40年近い軽量鉄骨造ではあるものの、断熱仕様としては外周部に100mmのグラスウールと防湿シートが張られており、現状の建売住宅と同程度の仕様で当時としては高い仕様でした。












それでも『夏暑く冬寒い原因』があるということは、数値上だけでない原因があり、その原因も改善していく必要があります。




調査の結果、原因は①外壁の熱橋:外壁直貼りで熱橋が60mmの外壁材であるため、外壁や鉄骨自体が“夏熱く冬冷たく”なり室内側へ放熱してしまう、②小屋裏の熱橋:小屋裏空間が小さく隙間があるため室内天井との熱橋の緩衝地帯として機能していないこと、③窓の熱橋:窓の性能が低さが主な原因と考えられました。
















費用対コストを検討し、この3つの熱橋を改善するために今回は、①外壁の熱橋→高断熱パネルを室内側に充填、②小屋裏の熱橋→屋根改修と共に高断熱パネルを天井に充填 、③窓の熱橋→サッシ入替え・内窓設置を選択しました。




長くなってしまったので続きは施工編へ。




補助金活用でエネルギーを自給自足する住まい





弊社が加盟する自然エネルギー利用の全館空調システム を取り扱うOMソーラーが、国土交通省のサステナブル建築物先導事業のリーディングプロジェクトに採択され、190万円の補助金の対象となります。








東京大学の前准教授とともに開発したOMXの標準機能、①太陽光発電と②発電パネル排熱暖房利用、③全館空調とその④排熱給湯利用、⑤熱交換換気に加え、⑥G2レベルの断熱性能と⑦蓄電池を搭載することで、エネルギーを自給自足する家=真の自立循環型住宅(オールタイムリアルZEH)となります。




自立循環型住宅は災害にも強く、天候や蓄電池容量にもよりますが、停電で冷蔵庫のものがダメになったり、エアコンがつけれない、携帯電話が充電できない、料理ができないなどのことがありません。




OMX単体だけでも東京大学の前准教授いわく“現時点で世界最高の全館空調システム”で、施工後の検証まで含んだ補助金となります。




早い者勝ちですので、ご興味の方がいらっしゃいましたら早めにご連絡くださいませ。





地域材利活用建築デザインコンテストin兵庫で入賞しました


【設計施工一体となったチームの成長】







弊社「街中の木のすまい」が地域材利活用建築デザインコンテストin兵庫で優秀賞(3位)を受賞しました。




こちらはロハスフェスタを主催しているLIFE PLUSさんの雑誌にも載ったお宅で、「住まい手さん」と「設計士」が“一緒になってつくった住まい”








設計施工一体となった弊社社員チームの「当たり前の日常」が評価され、とても嬉しく思っています。




オンライン公開審査会は、去る8月26日に建築家並びに建築学科教授3名の審査のもと、事前審査入選5作の設計担当者によるプレゼンにて行われました。




設計部長の岩堀は初プレゼンにて大変緊張していましたが、並み居る猛者の中、弊社の「街中の木のいえ」が優秀賞(3位)を獲得しました。












公開審査では建築家の先生方から本気の厳しい意見が飛び交う中、プランをはじめ褒められることしかなく、マンションリノベーションという括りでは最高の結果となったかと思います。




とっても素敵な住まい手さんをはじめ、設計士の岩堀さん、プレゼンボードを作ってくれた塩原くん、そして川野大工をはじめ携わっていただいた皆さま、本当にありがとうございました。




飛行機のメカニックとして、戦争で見送った文系同志に恥じない、技術力を生かした工務店を創業した祖父。




その志を胸に、住まい手のために引き続き技術研鑽に励んでまいります。




今回のテーマにもある「街中」だからこそ「木のすまい」のための技術を磨き、「住まい手」とトモニ「豊かな暮らし」をつくっていきます。




ありがとうございました。

“快適”を追求して「冬は足元から」「夏は湿度も」。





OMソーラーの全館空調システム「パッシブエアコン」




住まい手だけでなく、工務店・設計事務所に知っていただきたい!




私たちとトモニ“快適”を広めていく仲間が増えて欲しいと思い、投稿させていただきます。




オンライン体感⾒学会は9月9日(⽔)13:30〜15:00から参加費無料となっておりますので、是非コチラからご参加ください。




※スーパーやコープさんに置いているフリー冊子「LIFE PLUS」にパッシブエアコンを導入した住まい手の記事が掲載されていますので、そちらも是非ご覧ください。









【建築コンテスト 公開最終審査会のお知らせ】


「地域材利活用建築デザインコンテストin兵庫」の県知事賞を決める公開審査会が、8/26(水)午後13時半から、オンラインにて開催されます!
著名な建築家3名による 奇譚ないご意見も頂けます。




そしてなんと弊社『街中の木のすまい』もこの最終審査まで残っています。








延期によりオンライン形式に変わったことで、即日各賞が決まる熱戦を、どなたでもご自宅やオフィスでご視聴できるようになっております。




事前のお申し込みが必要ですので、下記ページから事前登録ください。https://www.hyogo-kinosumai.com/contest/近日中にメールにてzoomアドレスが届きます。




※一次審査の詳細が発表された後、3月に予定されていた現地審査はコロナウィルスの影響により中止となっております。




【一次審査結果(応募順、敬称略)】




①「ドコモショップ丹波柏原店」丹波市柏原町 施工:池田建設+設計:スウィング




②「里山上津台の家」 神戸市北区 施工:大市住宅産業+設計:トヨダヤスシ建築設計事務所




③「街中の木のすまい」神戸市東灘区 設計・施工:戎工務店




④「壮麗な山並みと清らかな小川、暮らしと自然と家族がつながる家」多可郡多可町 設計・施工:由良工務店KOTOS




⑤「自力建設も半ばを過ぎて」明石市大久保町 設計・施工:大塚工務店