完成直後の木の家は“香り”がちがいます。

美装という仕事は完成直後の家を清掃し、清潔な新品の家に仕上げる作業です。完成直後の木の家は、やはり香りがちがいます。他の建材の家との大きな差は、この室内の空気です。そして木の家、木の床は作業が難しい現場でもあります。えびす工務店は家のあらゆる箇所を木で造っているので、細心の注意を払って作業します。

完成直後の家を、“新品の家”に仕上げる。

通常のホコリだけではなく、工事中に出たコンクリート片やモルタル、ペンキ、クロスのパテなどの汚れを清掃します。他メーカーの家では、既製の建材を使用しているため薬剤を使ってもダメージがあまりありません。えびす工務店の木の家では、仕上げの美しさを保つために、薬剤はもちろん、水もほぼ使わず、可能な限り、乾いたタオルやペーパーヤスリで塗料などを取り除きます。

床の表面だけでなく、床下にも潜り込む。

美装作業は戸建て住宅一棟につき、3〜5日ほどかかります。完成後だと手が届かない部分もあるので、建築の途中から作業は始まります。OMソーラーが設置されている家の場合、掃除機とライトを持って床下に潜り込んで作業します。OMソーラーで暖められた空気が、床下のスペースを通って部屋に入る仕組みなので、床下のホコリが部屋に入らないよう、しっかり清掃します。

手が届かない、目の行き届かない場所もキレイに。

屋根や外壁、窓は足場を外す前に作業しています。屋根の上など、家が建ってからは目が触れないところですが、だからこそ、この段階でしっかりキレイにしておきます。お客様が手を触れるところや、キッチン、お風呂などの水回りは特に注意を払って作業します。家はお客様の財産ですから。