設計士の自宅マンションリノベ日記

設計士の自宅マンションリノベ日記ニュース

2022.02.10

設計士の自宅マンションリノベ日記vol.3 ~不動産内覧編~

 「設計士の自宅マンションリノベ日記vol.3 ~不動産内覧編~」

 

弊社若手設計士の自宅マンションリノベ日記を連載ブログです。

筆者がその設計士です。

 

このブログでは、マンションリノベを実際に進めながら

設計者目線での注意点や失敗談など、

赤裸々に、堅苦しくない形でつづっていこうと思います。

 

マンションリノベを考えておられる方、興味がある方に少しでも参考になればと思います。


 

3回目の今回は、~不動産内覧編~と題して、

候補物件の内覧に行った時の様子を書いていきます。

 

僕の場合、内覧は合計4件回ることにしました。

エリアはある程度絞れていたので、朝10時から午後3時くらいには回り終わるようなスケジュールです。

 

内覧の中で僕が注意していたのは、

前回のブログと同様、リノベで「変えられないもの」です。(前回ブログはこちら

 

大きなところでいうと、次の2つ↓

・共用部

・窓

 

1つ目の共用部は、エントランスの雰囲気や、宅配ボックス、植栽の感じなどを見て回ります。

 

この辺りは、自分が住む(=毎日通る・使う)イメージができるかどうかという視点です。

 

僕の場合は、4件中2件がこの時点で違うな、と感じました。

それくらい、家に入る前が大事だと思います。

 

次に、家の中に入ってからですが、何よりも窓の明るさと景色を見ました。

これはリノベではどうやっても変えられません。

(隣に新しく建物が建つとか、解体されるという場合もありますが、、、)

 

例えばですが、僕が内覧した1件に素敵な眺望を持つお宅がありました。

行く前からある程度そのことは分かっていたのですが、

いざベランダに立ち、その景色を見たときに

「なんか落ち着かないなー」と思ってしまいました。

(身の丈にあっていないのか、、、やはり感覚というのは人それぞれだと思います)

 

 

あと窓というと結露が~とか、断熱が~という情報を目にされるかと思います。

これは内窓を付けることによってかなり解消されます。

(もちろん費用はかかりますが)

 

 

それよりも明るさや景色が、ご自分の好みにあった物件を重視されるのがいいかなと思います。

 

 

余談ですが、

候補物件の1つに、あきらめていた「庭付き」の物件がありました。

不動産屋さんが頑張って探してくれたので、期待していきましたが、

入った瞬間から、何かが違う。

 

そしてふと庭に出ようと窓を開けると、

「にゃーーーっ!」と庭に住んでいた先住民の方に怒られました。

 

動物が苦手な妻の「帰ろっ」の一言で、10分足らずで内覧が終了。

やはり内覧は大事です。

そんなこんなで思い立ってから2カ月ほどが経過して、

購入物件が決まりました。

 

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あまり設計者目線での有益な情報というのはお伝え出来なかった気がしますが、、、

とにかく、リノベ前提であれば、基本的に内装や間取りは変えられるので

僕は「マンション全体のこと」を重視して物件探しをしました。

とはいっても、リノベで出来ること出来ないことはあるんじゃない?と不安に思われる方は、

ある程度の候補物件(2-3件)の間取りと内観写真を持って、

お近くの設計士や工務店に相談してみてください。

確実なことはこの状態では言えませんが、多少のことは写真で判断できると思います。

(さすがに写真がなく、間取り図だけだと辛いです)

さて、ついに次回は設計段階に入っていこうと思います。

ぜひ次回もよろしくお願いします。

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